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フライパンのこびりつきを防ぐ方法

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コラムイメージ

いくら気をつけていてもフライパンや鍋を焦がしてしまうことってありますよね。 樹脂加工(フッ素加工やテフロンコートなど)でこげつきにくくなっているものを 使っている人が多いとは思いますが、それでも油断すると焦がしてしまったり 使っているうちにこげがつきやすい部分ができてしまったりします。 フライパンを焦がしてしまった場合のリカバリー方法と焦がしにくい使い方を紹介します。

鉄のフライパンの場合

コラムイメージ1 中華鍋やフライパンなどプロが使う道具は鉄である場合が多いです。
これは強火で使えることや熱伝導の良さもありますが、
油膜をしっかり作るとこびりつきが起こりにくいという特性にもよります。

煙が出るまで強く鍋を熱し、油を入れて鍋表面になじませるのがコツです。

これを繰り返すことで油膜が作られていきます。
ですから、タブーは「洗剤で洗うこと」です。

せっかくできた油膜を洗剤で洗い流してしまうと簡単にこびりつきが起こるようになってしまいます。

手入れの方法は、水か湯を使ってのこすり洗いです。
布かたわしでこすり、あとは水気を拭きとって仕舞うだけです。
もし毎日使うのであれば、洗う必要もないのが鉄の鍋の特徴です。

それでもこびりつきの癖がついてきたりしますが、やすりで磨いて
強火で熱し油を引いて油膜を張り直せば元通りになります。

樹脂加工のフライパン

コラムイメージ2 強火で使うとコーティングが剥げやすくなります。

たとえば炒めものは強火でガーッと短時間で決めたくなるものですが
強火に弱い素材なので気をつけて使いましょう。
こびりつきができるようになったら直す方法はありませんので、普段の使い方が重要です。

アルミのフライパンの場合

アルミは熱を通しやすいのでこびりつきも起こりやすいです。
熱する前に油を引きましょう。
食材を投入するときにはいったん火から離し、食材に油が馴染んでから火に戻します。

そうしないと簡単にフライパンにこびりついてしまう恐れがありますよ。

ステンレスのフライパンの場合

熱がなかなか回らないので、食材を入れる前に油と鍋を充分熱しておきます。

もしこびりつきができてしまったら

コラムイメージ5 アルミ、琺瑯、ステンレス。素材はなんでもいいですが、
もしフライパンをこびりつかせてしまった場合の対処法です。

●重曹、サラダ油、水を入れて数時間放置する。
●そのまま煮立てる。
●普通に洗う。

深刻な焦げやこびりつきでなければ、この方法で焦げは取れます。
皮をむくようにぺろりときれいに取れます。
ただし樹脂加工のフライパンの場合は
コーティングの損傷が原因と思われますので、家庭ではどうしようもありません。

買い替えとなりますので、普段からこびりつきができないように注意するしかありません。


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