まずは黄ばみや黒ずみの原因から見てみましょう。
黄ばみは、人間の皮脂が沈着してできる汚れです。
ワイシャツの襟や袖口が汚れるときは、まず皮脂がついて汚れることで黄ばんだ状態になります。
黒ずみは皮脂の上にホコリなどがたまってできる汚れです。
つまり黒ずみは、黄ばみを放置していると起こる状態なのです。
このような構造になっているので、黄ばみが進行して黒ずんでしまっている場合は、まず黒ずみを落とすところから始めなければなりません。
では、この黄ばみや黒ずみを落とすためには、どのようにしたら効果的なのでしょうか。
ここでは、3種類に分けて解説したいと思います。
軽度の黄ばみの場合、台所用洗剤、酸素系漂白剤(粉末タイプ)歯ブラシ、洗面器、洗濯機を用意します。
まず、台所用洗剤を黄ばみの上にかけて、歯ブラシで丁寧に磨きます。
その上で、40度くらいに温めたぬるま湯を洗面器に入れて、酸素系漂白剤を溶かし込みます。
そして、ワイシャツをこの洗面器のお湯につけて、30分程度置きます。
その上で、ワイシャツを洗濯機に入れて普段通り起動させればOKです。
軽度な黄ばみなら、これで十分汚れが落ちます。
汚れがひどくなっている場合は、クレンジングオイル、洗面器、酸素系漂白剤(粉末タイプ)、重曹、スチームアイロン、洗濯機を用意します。
まずクレンジングオイルを汚れの部分に塗り、浸透したら洗面器にお湯を張って、丁寧にすすぎます。
そして、酸素系漂白剤と重曹を混ぜて汚れに塗り、スチームアイロンの蒸気を汚れの部分にあててください。
こうすれば、どんどん汚れが落ちていきます。
汚れが落ちたのを確認したら、洗濯機に入れてまわします。
これですべてOKです。
同じように重曹と酸素系漂白剤を使う方法です。 まず、ワイシャツを先に洗濯機できれいに洗濯しておきます。 その上で、洗面器やバケツに酸素系漂白剤を入れて、ワイシャツをつけ置きます。 このとき、お湯の温度は40度くらいがベスト。 このつけ置き時間は長いほど有効です。 できれば夜つけて朝までつけ置くようにしましょう。 このようにするだけで、ワイシャツの黄ばみが驚くほど落ちます。 お手軽で、すぐにでもできそうですね。 黄ばみや黒ずみが酷くなりすぎて、諦めて買い換えた方も多いのではないでしょうか? 今回の方法ならば節約にもなりますし、何よりいつも新品のように清潔なワイシャツを着用することが出来ます。 ワイシャツの汚れが気になっている方はぜひお試しください。
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