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マスクだけでは不十分! 屋内のPM2.5対策について

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コラムイメージ

最近、何かと耳にすることの多い、大気汚染物質の「PM2.5(微小粒子状物質)」。 髪の毛の太さの30分の1程度の非常に小さい物質で、肺の奥深くまで入り込みやすく、呼吸器系や循環器系への影響が心配されています。 PM2.5は空気中に飛散している物質なので、吸引を防ぐには外出時にPM2.5に対応したマスクを着用することが対策となります。 外出時の対策はもちろん重要なのですが、それと合わせて屋内に取り込まない対策なども必要です。 今回は、屋内でできるPM2.5対策についてお伝えします。

空気清浄機はPM2.5対応のものを

コラムイメージ2 室内でできるM2.5対策として真っ先に思い浮かぶのが空気清浄機です。
とは言え、M2.5が問題となるのはその粒子の小ささ。

近年の空気清浄機で人気のプラズマクラスターや
ナノイーなどイオン発生機能は、ウイルスや病原菌対策には効果的ですがPM2.5の対策としてはあまり有効で
あると言えません。



また最近の空気清浄機には、長期にわたってフィルター交換不要なものが多いのですが、掃除機などで手入れしなくてはならないものは再飛散させてしまうことにつながり、PM2.5の対策の目的には不向きだと言えるでしょう。

PM2.5に対応しているものか、HEPAフィルターなどPM2.5レベルの微粒子に対応したフィルターを使っているものを選ぶのが大切です。

掃除機は排気とゴミ捨てのしやすさに注目

コラムイメージ3 衣類などに付着して室内に持ち込まれたPM2.5を取り除くには、掃除機によるこまめな清掃も大切です。

PM2.5対策の観点から言えば、近年人気のサイクロン式のものよりも紙パック式のものの方がおすすめです。

ゴミ捨ての際の再飛散を防止することができるため
です。

また、排気による再飛散にも気をつけたいところです。


こちらも空気清浄機同様、HEPAフィルターなど、微粒子に対応したフィルターを搭載したものを
選びたいですね。

微粒子をキャッチするカーテン

コラムイメージ4 空気清浄機や掃除機と比較すると効果はやや落ちるかもしれませんが、特殊な編み方を用いることでPM2.5などの微粒子をキャッチする機能のあるカーテンも
あります。

換気や洗濯物などの都合で、窓を開けなくてはいけない場合もあるもの。
空気清浄機や掃除機と併用することで、外から屋内へPM2.5が入って来る量を抑えることにつながります。

ただしこちらは使い捨てというわけにはいかないので、小まめな洗濯や、洗濯の際にPM2.5対応のマスクを着用するなどの対応が必要だと言えるでしょう。

屋外に比べて家の中は比較的影響が少ないと言われるPM2.5ですが、どうしても室内にも入ってきて
しまうもの。
家の中で安心して過ごすためにも、屋内のPM2.5対策も万全にしておきたいですね。


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